築後何年くらいでリフォームや機器の取替えは必要ですか?
内装、外装、住宅設備機器等は、住まいの状況や仕様材料によっても異なります。
●キッチン、浴室、トイレ、洗面所などの住宅設備機器……15年~20年ごと。
●塗壁、ビニールクロス、カーペット、フローリングの張替え……10年~15年ごと。
●外壁の塗り替え……約10年~15年ごと。※塗料の種類により異なります。
●屋根の塗り替え(葺き替え)……10年~15年ごと。※材料により異なります。
在来工法とシステムバス。リフォームにはどちらがいいですか?
お風呂はオリジナリティあふれたものにしたい、という人向きなのが在来工法バス。好きな型の浴槽が選べ、天井を高くしたり、窓やライトも自由自在です。床や壁も好みで作る事が出来ます。ただし、防水工事が必要でプロの手作りなので工期が長くかかります。
システムバスは、完全自由度には欠けますが、防水性、機能性、設備等は充実していますし、施工性に優れているので、工期が3~4日ですむのでリフォームにはおすすめです。
増築で家を広くしたいのですが、どこまで出来ますか?
増築する部屋の使用目的はもちろん、外観もよく考慮する事が必要です。一階部分に既存の屋根の下に差しかけての増築が費用的には安くすみますが、天井が低くなったり、見かけも良くありません。逆に、一部を解体して既存の部分を広くする場合や平屋に2階を増築する場合などは費用も工期もかかります。
また、建築基準法で規制を受けたり、確認申請が必要な場合もありますので住宅の地域の指定など事前に確認しておくと良いと思います。
屋根や外壁の痛みが気になるのですが…
屋根や外壁など、外廻りの塗装は3年から5年で点検する事が大事です。塗壁の外壁や木製の破風は、塗り替えるだけでなくサイディングや亜鉛鉄板葺きに替える方法もあります。
瓦の破損やずれが原因で雨漏りが起きている瓦屋根は、この機会に耐震性も考慮して軽い屋根材に替えるのも良いのではないでしょうか?また、セメント瓦からカラーベストや金属屋根へ屋根材を替えると外観が綺麗になるだけでなく、建物の荷重が小さくなり耐震性も高まります。
外壁塗装一覧表と耐用年数 | |
単層弾性アクリル塗材(水性) | 5年~8年 |
低汚染型ウレタン樹脂塗材(弱溶剤)2液型 | 10年~12年 |
低汚染型セラミック変性シリコン樹脂(弱溶剤)1液型 | 12年~15年 |
低汚染型セラミックフッ素塗材(弱溶剤) | 15年~20年 |
システムキッチンの値段と種類を選ぶときのポイントは?
システムキッチンはI型・L型・対面型・アイランド型等があり基本の機器がある程度パッケージ化され、ここのパーツが選べるようになっています。ワークトップの素材、扉材の種類、水栓や機器類によって価格が異なります。今のキッチンの不満を解消してくれる機能をプラスすると良いでしょう。
満足のいくリフォームのポイントは
現在住まいへの不満を書いてチェックシートを作るのをお勧めします。漠然としたものが整理されて、リフォームする箇所の優先順位や配分も決めやすくなります。